安美錦 巡業で申し合い参加、復調アピール 宇良にアドバイスも

[ 2017年4月14日 05:30 ]

幕内の申し合いで宇良(右)を押し出す貴景勝
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 大相撲の春巡業は13日、神奈川県川崎市で行われ、関取最年長38歳の十両・安美錦(伊勢ケ浜部屋)が十両の申し合いに参加した。安美錦が巡業の朝稽古で相撲を取ったのは、昨年5月の夏場所2日目に左アキレス腱を断裂してからは初めて。「しっかり当たって相撲を取ることだけを考えた」というものの、出足の鋭さと低い体勢からの攻めで関取最年少20歳の幕内・貴景勝らを相手に6勝1敗と復調ぶりをアピールした。フィギュアスケート女子の浅田真央の引退について12日に更新した自身のブログで「本当にお疲れさまでした。私もやり残したことがないよう日々頑張っていきたいです」とつづったが、決意の言葉を早速、土俵上で体現した。

 ぶつかり稽古が行われている際には幕内・宇良に身ぶり手ぶりを交えて熱心に指導。「俺はいつ満足して辞めるか分からないし」と惜しみなく自分の経験を伝えた。

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2017年4月14日のニュース