萩野　プロ初戦５冠へ「どの種目も自信がある」

練習を終え、笑顔で引き揚げる萩野公介
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　競泳の日本選手権は１３日から４日間、名古屋市のガイシプラザで開催される。プロ初戦となるリオデジャネイロ五輪男子４００メートル個人メドレー金メダルの萩野公介（２２＝ブリヂストン）は１２日、会場で公式練習に参加して最終調整。「凄く新鮮な気持ちです。環境が変わって、大切な第一歩になる」と決意を述べた。

　昨年は五輪のメダル獲得に集中するため３種目に絞ったが、今大会は計５種目に出場する。２０年東京五輪へ向けてメダルの可能性を広げるため、３年ぶりに２００メートル背泳ぎにもエントリーした。９月に手術した右肘の回復も順調で「皆さんが思っているより、いいタイムで泳げる。どの種目も自信がある」と力強く語った。５冠達成となれば、１３年以来。初日は既に７月の世界選手権（ブダペスト）代表に内定している４００メートル個人メドレー。「自分自身に勢いをつけたい」とスタートダッシュを誓った。