萩野 日本競泳初ナイキと契約 錦織にCロナ…スター軍団仲間入り

[ 2017年4月12日 08:30 ]

リオデジャネイロ五輪金メダルの萩野公介
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 競泳のリオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(22=ブリヂストン)が大手スポーツ用品メーカー「ナイキ」と契約したことが11日、分かった。水着以外のスポーツウエアに関する契約で、期間は複数年。3月に東洋大を卒業し、今春からプロスイマーとなった萩野にとって、スポンサーは所属先のブリヂストンに続いて2社目。13日開幕の日本選手権(名古屋市ガイシプラザ)から同社のウエアを着用する。なお、水着は現在どのメーカーとも契約していない。

 日本の競泳選手が同社と契約するのは初めて。ナイキは今年から陸上のリオ五輪男子400メートルリレー銀メダルメンバーのケンブリッジ飛鳥と契約し、テニスの錦織圭ともシューズ契約を結んだ。海外の契約選手にはサッカーのC・ロナウド、テニスのフェデラーやナダルらがいる。萩野も世界のスター軍団に仲間入りした形だ。

 7月の世界選手権(ブダペスト)の代表選考会を兼ねる日本選手権には5種目にエントリーした。昨年9月に再手術した右肘は順調に回復。約1カ月のスペインでの高地合宿でもきっちり泳ぎ込み、指導する平井伯昌コーチは「かなり復調している。本人からは“皆さんが思っているより速く泳げると思う”という言葉があった」と話した。日本が誇るマルチスイマーは心強いパートナーを得て、準備万端でプロ初戦に挑む。

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2017年4月12日のニュース