浅田真央引退会見に報道陣430人 「晴れやか」笑顔も最後は涙…

[ 2017年4月12日 13:02 ]

最後の挨拶で涙ぐむ浅田真央
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 女子フィギュアスケートの浅田真央(26)が12日に都内ホテルで開いた現役引退会見には、約430人の報道陣が集結した。

 当初は11時に受付を開始する予定だったが、人が多く集まり40分前倒しで会場入りする事態となった。会場には早朝から並んだカメラマンも。

 主催者側の発表によると、ムービー約50台、スチール約100人が集まり、計430人の報道陣・関係者らが足を運んだ。台湾など海外からのメディアもおり、国内外から高い関心を集めていることをうかがわせた。

 「晴れやかな気持ち」を表すため、真っ白なジャケットを着用した浅田は、「体力も気力も全部出し切った。今はもう悔いはない」「なにもやり残したことはない」と終始、笑顔。「結婚の予定ない?」と記者から聞かれた時は、「ないです。お相手がいれば、その方と帰れたんですけど」とお茶目なやりとりも。

 しかし、最後にメッセージを求められると、イスから立ち上がり「スケート人生で経験したことを忘れずに、新たな目標を見つけて、笑顔でやっていきたい」と話すと、こみ上げるものがあったのか瞳が潤み、涙を見せないよう報道陣に背を向けた。涙を拭った後、再び笑顔を浮かべ「応援ありがとうございました」と深々と一礼をし、約50分間の会見を締めくくった。

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2017年4月12日のニュース