真央、引退決断背景に平昌2枠 代表争い大激戦

[ 2017年4月12日 05:30 ]

浅田真央 引退発表から一夜

2014年の世界選手権でフリーの演技を終え感極まる浅田真央。3度目の優勝を果たした
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 浅田が10日に引退を発表した背景には、来年の平昌五輪の出場枠が前回までの「3」から「2」に減ったことも影響したとみられる。昨年12月の全日本選手権で12位に終わった直後は来季も現役を続けるかと問われ「そうですね、はい」ときっぱり答えたが、自身が出場できなかった世界選手権で状況は変わった。

 五輪代表争いは、宮原(関大)や三原(神戸ポートアイランドク)、15歳の本田(大阪・関大高)らがひしめく大激戦になった。5月に入ると、来季のGPシリーズ出場選手の選定が始まる。日本スケート連盟関係者は「デッドラインが決まっていた中で(来季)出るか出ないかを判断しないといけなかった」と引退のタイミングを分析した。

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