織田信成が関大監督就任 真央思い会見後にも涙「フィギュアに愛された天使」

[ 2017年4月11日 13:19 ]

浅田真央の引退について涙ながらに思いを語る織田信成
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 プロスケーターでタレントの織田信成(30)が11日、大阪市内で出身大の関西大体育会アイススケート部の監督就任会見を開き、前日発表された浅田真央の現役引退について「ひとつの時代が終わったかなのかな」と涙を流した。

 “泣き虫キャラ”でおなじみの織田。仲良しの浅田の引退には、緩い涙腺がいつも以上に崩壊した。朝の生番組出演時にも約30分間号泣し、午前中に開かれた会見にも腫れた目で登場した。気丈に監督就任への意気込みを語ったが、会見終了後の囲み取材では浅田引退への質問が集中。涙が頬を伝い、何度もハンカチで拭いながら言葉を絞り出した。

 引退の事実はニュース速報で知り、その後、「お疲れ様でした」と浅田にLINEでメッセージを送信したという。「いつも応援してくれている気持ちは凄く伝わってたよ、ありがとう」と返信があったことを明かし、その言葉に「泣きました」と語った。

 「浅田選手と話したときに平昌五輪までは頑張りたい気持ちがあるように見えた。練習でのモチベーションやケガの具合など心配する部分はあったけど、引退は平昌五輪が終わってからかなと思っていた」と、電撃引退に驚いたようだ。「戦う浅田選手が好き。かっこよくて尊敬していた。その姿が見られないと思うと寂しい」と肩を落としたが、「フィギュアスケートに愛された天使のようで、滑る姿は神々しかった」と称えた。

 自身も含め、バンクーバー五輪のフィギュアスケート(シングル)に出場した6人全員が現役を去ることになり、「ひとつの時代が終わったのかなという感じはありますね」と感慨深げ。浅田と「またゆっくりカフェにでも行けたら」と期待した。自身は強豪選手が集う名門スケート部の監督という重責を担うことになった。「アドバイスや真央ちゃんならではの経験、知恵を拝借できるなら、ぜひいただきたい」ラブコールも送っていた。

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2017年4月11日のニュース