長野冬季五輪で使用 ボブスレー施設使用休止を表明 18年度から

[ 2017年4月11日 05:30 ]

 長野市の加藤久雄市長は記者会見で、1998年の長野冬季五輪のボブスレー、リュージュ競技施設「スパイラル」について、18年度からコースの製氷を休止し、競技施設としては使わないと正式に表明した。新たな活用策は未定。

 加藤市長は「断腸の思いだ。多額の維持費が一番の要因」と述べた。市によると、スパイラルの維持費は年約2億2000万円で、18年2月の平昌五輪まではナショナルトレーニングセンターとして使われるが、それ以降は老朽化による改修費も加わり、市の負担は10年間で最大約31億2000万円に膨らむことが判明した。

続きを表示

2017年4月11日のニュース