日馬富士が土俵復帰 新十両・朝乃山に活!「俺たちの時は命懸けだった」

[ 2017年4月10日 05:30 ]

 大相撲春巡業が9日、静岡市内で行われ、右膝の故障で巡業本割から外れていた横綱・日馬富士が久々に土俵に上がり、新十両・朝乃山に“愛のかわいがり”を行った。

 稽古中に朝乃山が倒れ込んでも活を入れ続けた。「俺たちの時は、横綱が胸を出してくれたら命懸けで必死だった。ハァハァ休んでいる場合じゃなかった」。春場所では新十両ながら優勝争いに加わった23歳は「新十両はかわいがりの宿命があるので…。もうフラフラ」。気絶寸前ながら猛稽古を完遂し「いい体験できました」と話した。

 それでも日馬富士は「どんどん緩くなっている。人も相撲の指導も。遊びじゃないんだから」と最後まで厳しい表情を崩さなかった。

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2017年4月10日のニュース