FIFA、410億円赤字 汚職事件の法的費用かさむ

[ 2017年4月8日 09:51 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は7日、2016年の財務報告書などを公表し、3億6900万ドル(約410億円)の赤字だったことを明らかにした。一昨年に発覚した一連の汚職事件に絡む法的費用や競技普及への投資増加が主な理由で、15年に続いて2年連続の赤字。

 17年はさらに赤字が続く見通しだが、ワールドカップ(W杯)ロシア大会が開催される18年は放送権料の大幅な増加などを見込む。W杯が行われる4年ごとの期間で見ると、15〜18年は全体で黒字になるとしている。

 16年のインファンティノ会長の報酬は151万3716ドル(約1億6800万円)だった。ブラッター前会長が15年に得ていた報酬の約4億円からは大幅減となった。(共同)

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2017年4月8日のニュース