稀勢、左大胸筋も損傷していた… 協会が診断書公表 非公開で稽古再開

[ 2017年4月4日 05:30 ]

横綱・稀勢の里
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 大相撲春場所で左上腕部を負傷しながら劇的な逆転優勝を遂げた横綱・稀勢の里(田子ノ浦部屋)が3日、新たに左大胸筋を損傷していることが判明した。

 日本相撲協会が3月27日付の診断書を公表。「左大胸筋損傷、左上腕二頭筋損傷で約1カ月の療養は必要」とされ、「現在精査中」とも記されている。春場所13日目の横綱・日馬富士戦で敗れた際に負傷した稀勢の里は2日から始まった春巡業を休場。師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)は当初、左上腕部の筋損傷とだけ説明していた。

 稀勢の里はこの日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で稽古を再開。一般や報道陣に非公開で行われ、関係者によればまわしを締めて四股を踏むなど体を動かしたという。

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