萩野公介 入社式で“同期”から握手攻め 報道陣と初めての名刺交換

[ 2017年4月3日 12:13 ]

報道陣と初めての名刺交換をする萩野                               
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 競泳のリオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(22)が3日、所属契約を結んだ世界最大手のタイヤメーカー、ブリヂストンの入社式に出席した。新入社員とともに記念撮影を取る直前には“同期”から次々と握手を求められ、照れ笑い。その後、報道陣と初めての名刺交換を行った。

 契約期間は17年4月1日から22年3月末までの5年間。3月に東洋大を卒業し、プロスイマーとして競技を続ける決断を下した日本のエースは「自分もこんな年齢になった。引き締まる思いです。(プロは)常に勝ち続ける絶対的な強さが必要。速くなるだけじゃなく強くなりたい」と意気込みを語った。自身は新入社員ではなく所属契約という立場だが「みんな同期なので、また新たな仲間ができた。仲間のために頑張ろうと思う。刺激を与えられたらいいし、みんなに負けないように頑張りたい」と“同期”との初顔合わせで気持ちも新た。

 今年の目標は「4月の日本選手権で出場する全種目優勝はもちろん、夏の世界水泳も出場する種目全てで優勝したい。不可能じゃない」と宣言し、連覇が懸かる20年東京五輪に向けては「五輪では8日間を通して戦い続ける精神力が必要。世界水泳では初日から最終日まで全力を出し、その経験を東京に生かしたい」と語った。

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2017年4月3日のニュース