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「写真NG」で思うこと…トップアスリートに求められる自覚と責任

 「すみませんが、さっきの写真はNGでお願いします」

 最近、同じようなことを立て続けに言われることがあった。ともに海外から帰国したアスリートを、空港で出迎え取材した時のこと。理由はどちらも同じで、契約していないメーカーの衣服や靴を身につけていたから。その写真が新聞に載ってしまうとマズイ、というわけだ。

 今回は競技団体に取材を申請しているから、選手にも取材があることが伝わっていたはずだ。とはいえ、こちらはあくまで空港に押しかけ、取材をお願いしている立場。そこでケンカを売ってまで、NGと言われた写真を掲載することはない。ただ、そのアスリートと契約している企業・メーカーにとっては、決して看過できないことだろう。

 プロ、アマチュアに関係なく、あらゆる種目のトップアスリートがスポーツ用品メーカーと契約を結び、用具の提供を受けている。メーカー側はその選手が活躍することにより、大きな宣伝効果を得ることができる。この持ちつ持たれつの関係で、今回のようなケースは、契約不履行に当たるのではないだろうか。

 今や一億総活躍社会ならぬ、一億総メディア社会と言える時代。「NG」の写真を遠目に撮られ、SNSで発信されて拡散すれば、契約メーカーの目に入ることは十分に考えられる。われわれマスメディアにとっても、正直言って迷惑なことである。どうかアスリートの皆さん、NGと言う必要のない振る舞いをお願いします。 (記者コラム・阿部 令)

[ 2017年4月2日 12:18 ]

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