SC軽井沢クは白星発進 20年ぶり五輪切符目指す

[ 2017年4月2日 09:38 ]

イタリアに勝利し、白星発進した日本。左から両角公、両角友、山口
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 来年の平昌冬季五輪の出場枠が懸かるカーリング男子の世界選手権は1日、カナダのエドモントンで開幕して1次リーグが行われ、日本代表のSC軽井沢クはイタリアを9―5で下し、1998年長野大会以来20年ぶりとなる男子の五輪出場へ白星発進した。

 1―2の第3エンドにスキップ両角友の好ショットで2得点。第4エンドにも2点を奪って優位に試合を進めた。

 1次リーグは12チーム総当たりで、上位4チームがプレーオフへ進む。五輪出場枠は昨年と今年の世界選手権の順位に応じて付与されるポイントの合計で10枠のうち7枠が決まり、昨年も出場したSC軽井沢クは4位で9点を獲得した。

 ▼両角友佑の話 第3エンドの2点で流れを持ってこられた。勝ち星先行で気持ち的に楽。氷の滑り、曲がりの読みが合わなかったエンドがあったのは課題。

 ▼清水徹郎の話 調子はあまり良くなく、反省点のある試合。勝てて良かった。初戦ということもあって思ったより(氷が)滑っていた。

 ▼山口剛史の話 もう少しチャンスをつくっていきたい。中盤の苦しいところで耐えられた。氷を読むのが難しかった。興奮しすぎて集中力が高まらなかった。

 ▼両角公佑の話 ショット自体は良くなかった。勝ちが先行したので安心している。調子が上がっていくだろうという確信もあるし、勢いに乗れると思う。

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2017年4月2日のニュース