ウィザーズ4連勝 38年ぶりディビジョン優勝決めた、ウォール34得点

[ 2017年3月29日 15:36 ]

レイカーズ戦で34得点をマークしたウィザーズのウォール(AP)
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 NBAは28日に各地で8試合を行い、ウィザーズは敵地ロサンゼルスでレイカーズを119―108(前半55―58)で下して4連勝。今季成績を46勝28敗として東地区サウスイーストでディビジョン優勝を決めた。

 ウィザーズのディビジョン優勝はブレッツ時代の1978年シーズン(当時東地区アトランティック所属)以来、実に38年ぶり。この日はジョン・ウォール(26歳)が34得点と14アシストを挙げてチームを引っ張った。

 リーグ全体首位のウォリアーズは敵地ヒューストンでロケッツを113―106(前半60―52)で退けて8連勝。史上6チーム目となる3季連続の60勝(14敗)を達成した。

 ステファン・カリー(29歳)は32得点、10リバウンド、7アシストをマーク。クレイ・トンプソン(27歳)も25得点を稼いで勝利に貢献した。なおスティーブ・カー監督(51歳)は238試合目で通算200勝を達成したが、これはブルズのフィル・ジャクソン元監督(現ニックス社長)の270試合を超える史上最速記録となった。

 西地区全体3位のロケッツは51勝23敗。シーズンMVP候補のジェームズ・ハーデン(27歳)は24得点、11リバウンド、13アシストで今季20回目のトリプルダブルをマークしたが、チームの連勝は4で止まった。

 西地区全体8位に浮上したトレイルブレイザーズは、地元ポートランドでプレーオフ最後の切符を争っているナゲッツを122―113(前半56―64)で退けて4連勝。C・J・マッカラム(25歳)が39得点、シーズン途中でナゲッツから移籍してきたセンターのユスフ・ナーキッチ(22歳)が古巣相手に33得点と16リバウンドを記録して存在感を示した。

 西地区全体9位のナゲッツは連敗で35勝39敗。トレイルブレイザーズ(36勝38敗)とのゲーム差は残り8試合となった段階で「1」となった。

 <ディビジョン別順位>

 ▼東地区アトランティック=(1)☆セルティクス(48勝26敗)(2)☆ラプターズ(45勝29敗)(3)76ers(28勝46敗)(4)ニックス(28勝46敗)(5)ネッツ(16勝58敗)

 ▼東地区サウスイースト=(1)★ウィザーズ(46勝28敗)(2)ホークス(38勝36敗)(3)ヒート(36勝38敗)(4)ホーネッツ(33勝41敗)(5)マジック(27勝47敗)

 ▼東地区セントラル=(1)★キャバリアーズ(47勝26敗)(2)バックス(38勝36敗)(3)ペイサーズ(37勝37敗)(4)ブルズ(35勝39敗)(5)ピストンズ(34勝41敗)

 ▼西地区サウスウエスト=(1)☆スパーズ(57勝16敗)(2)☆ロケッツ(51勝23敗)(3)グリズリーズ(40勝34敗)(4)マーベリクス(31勝42敗)(5)ペリカンズ(31勝43敗)

 ▼西地区ノースウエスト=(1)☆ジャズ(45勝29敗)(2)サンダー(42勝31敗)(3)トレイルブレイザーズ(36勝38敗)(4)ナゲッツ(35勝39敗)ティンバーウルブス(29勝44敗)

 ▼西地区パシフィック=(1)★ウォリアーズ(60勝14敗)(2)☆クリッパーズ(44勝31敗)(3)キングス(29勝45敗)(4)サンズ(22勝53敗)(5)レイカーズ(21勝53敗)

 *★はディビジョン優勝、☆はプレーオフ進出

 <30日のテレビ放送>

スパーズ―ウォリアーズWOWOWライブ 10時30分〜

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