尾崎8強ならず 世界1位のケルバーに完敗「いい経験になった」

[ 2017年3月29日 05:30 ]

女子シングルス4回戦で、アンゲリク・ケルバーに敗れた尾崎里紗=マイアミ
Photo By 共同

 テニスのマイアミ・オープンは27日、米・マイアミで女子シングルス4回戦が行われ、世界ランキング87位の尾崎里紗(江崎グリコ)は世界1位で第1シードのアンゲリク・ケルバー(ドイツ)に2―6、2―6で敗れ、8強入りはならなかった。女子ダブルス2回戦で青山修子(近藤乳業)楊(中国)組はアンドレア・フラバーチコバ(チェコ)彭帥(ホウスイ、中国)組に惜敗。7―5、0―6で迎えた10点先取のタイブレークを10―12で落とした。

 予選から6試合目の尾崎に、世界1位のケルバーに対抗するだけのパワーは残っていなかった。左太腿にテーピングをした状態でミスも目立ち、暑さにもやられて1時間2分で完敗。守備範囲の広さとショットの組み立てで女子テニス界の頂点に立つ相手の強さを体感し「自分と似ているのでお手本になる。いい経験になった」と話した。週明けの世界ランクは70位に近づく見通しだ。全仏オープンやウィンブルドン選手権に、本戦から出場できそうだ。

続きを表示

2017年3月29日のニュース