稀勢、負傷箇所はさまざまな見方　大胸筋一部断裂の可能性も

稀勢の里は優勝を決め涙から一転、笑顔でインタビューを受ける
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　稀勢の里の負傷の程度は今後の検査の結果を見てみないと詳細は分からない。負傷箇所についてはさまざまな見方がある。

　横綱審議委員会の前委員長で整形外科医の守屋秀繁氏（千葉大名誉教授）は推測とした上で「左上腕部の皮下出血（あざ）を見る限り、大胸筋の一部を断裂した可能性がある」と話した。あざは負傷から２日たってできたため、別の専門医もケガの部位はその場所ではないと見ている。肩周りの筋肉や腱、腱板の損傷の可能性も否定できない。