加藤がサンキョー退社へ 平昌へ「新しい気持ちで」、バンクーバーで銅

[ 2017年3月23日 17:45 ]

加藤条治
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 日本電産サンキョーは23日、スピードスケートで2010年バンクーバー冬季五輪男子500メートル銅メダリストの加藤条治(32)が25日付で退社すると発表した、今後は独自に来年の平昌五輪出場を目指すという。

 加藤は昨夏から日本電産サンキョーの監督を兼任していた。同社によると今年2月ごろから、五輪へ競技に専念できるように監督の任を解く提案をするなど話し合ったが、「新しい気持ちで自らの道を進みたい」と退社の意志は固かったという。加藤は同社を通じ「在職中は応援していただき、心から感謝している。今後も、自分らしいやり方で取り組んでいきたい」との談話を出した。

 加藤は男子500メートルの日本記録保持者。3度目の出場だった14年ソチ五輪は5位だった。昨季は膝の故障の影響で開幕から出遅れ、2月の世界距離別選手権に出場したものの500メートルで8位に終わった。

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2017年3月23日のニュース