暁斗 平昌目標は金3つ 今季好調「過去一番手応えがあったかも」

[ 2017年3月22日 05:30 ]

シーズンを終えて成田空港に帰国した複合日本代表の(左から)永井、渡部暁、渡部善、渡部剛
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 ノルディックスキー複合の渡部暁斗(28=北野建設)が21日、今季のW杯遠征を終え、欧州から成田空港に帰国した。世界選手権の個人ラージヒルで銀メダル、団体スプリントで銅メダルに輝いた日本のエースは、2大会連続のメダル獲得に挑む平昌冬季五輪で「金メダルを3つ獲りたい」と全3種目制覇を目標に掲げた。

 今季は中盤まで飛躍と距離がかみ合わなかったが、2月中旬から調子を上げた。W杯で2季ぶりの優勝を含む2勝を挙げるなど表彰台に計7度立ち、個人総合では6季連続トップ3となる3位。課題だったスプリント力の向上も示し「発見も大きかったし、成長を体感できた。過去一番手応えがあったかもしれない」とシーズンを総括した。

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