真凜 ジャンプ以上に重要視したステップ「レベル4を取れたのが一番嬉しい」

[ 2017年3月17日 19:53 ]

女子SPの演技を終え、ガッツポーズする本田真凜
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 フィギュアスケートの世界ジュニア選手権女子ショートプログラム(SP)で自己ベストの68.35点をマークして2位につけた本田真凜(15=関大中)には、ジャンプ以上に重要視しているものがあった。今大会に向けて米国で手直ししたステップ。「上半身を大きく使ってジャッジにすごくアピールできた。レベル4を取れたのが一番嬉しい」と胸を張った。

 昨季金メダルを獲得して以降、ずっと今大会のことだけを考えてきた。昨年5月、同会場で行われたアイスショーに出演。会場の雰囲気をつかむと今年2月の全国中学校大会では、長野のリンクを台北のリンクとシンクロさせた。「世界ジュニアをイメージして滑った。全部シャットアウトして自分の世界に入っていたので、お客さんの反応も覚えていない」。入念なシミュレーションが、本番の2分50秒に生きた。

 首位のザギトワとは2.23点の僅差。18日のフリーに向け、「去年から今年の世界ジュニアで優勝するのが目標だった。優勝を達成してシニアに上がれたらいい」と力強く意気込んだ。

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