フェデラー、ナダルを圧倒!バックハンド好調、68分で完勝

[ 2017年3月16日 11:07 ]

BNPパリバ・オープン4回戦でナダル(左)を下し、試合後に健闘を称え合うフェデラー (AP)
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 BNPパリバ・オープン4回戦で世界ランキング10位のロジャー・フェデラー(スイス)が、同6位のラファエル・ナダル(スペイン)を6―2、6―3のストレートで破り、2年ぶりの8強入りを決めた。

 1月の全豪オープン決勝以来となった黄金カードはフェデラーの攻撃力がナダルを圧倒し、わずか1時間8分で決着がついた。特に好調だったのがバックハンド。コートの内側に踏み込み、高い位置から叩きつける鋭いショットを何度も見せた。相手の第2サーブに対し、極端に前でリターンする「SABR(セイバー)」も繰り出すなど、終始攻撃的な姿勢を崩さなかった。

 全豪に続いて最大のライバルを退け、大会5度目の優勝に向けて視界良好。次戦はジョコビッチを破ったキリオス(オーストラリア)を迎え撃つ。

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2017年3月16日のニュース