ロケッツ3連勝 レイカーズに快勝、ウィリアムス古巣相手に30得点奮闘

[ 2017年3月16日 16:02 ]

30得点を挙げたロケッツのL・ウィリアムス(AP)
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 NBAは15日に各地で10試合を行い、試合のなかった14日にプレーオフ進出が決まっていたロケッツは地元ヒューストンでレイカーズに139―100(前半66―52)で快勝。レイカーズからシーズン途中でトレードされたルー・ウィリアムス(30歳)が7本の3点シュートなどで30得点を挙げ、チームの3連勝に貢献した。

 ジェームズ・ハーデン(27歳)も18得点、12リバウンド、13アシストで今季17回目のトリプルダブルをマーク。ロケッツは今季の成績を47勝21敗とした。

 西地区全体の最下位に沈んでいるレイカーズは3連敗で20勝48敗。ジュリアス・ランドル(22歳)が32得点を稼いだが、第3Q終了時点で18点差をつけられて勝機は築けなかった。

 リーグ全体2位のスパーズは地元サンアントニオでトレイルブレイザーズに106―110(前半37―30)で敗れて52勝15敗。カワイ・レナード(25歳)が34得点、不整脈で2試合を欠場したラマーカス・オルドリッジ(31歳)が復帰して19得点をマークしたが土壇場で競り負けた。この結果、スパーズとリーグ全体1位ウォリアーズとのゲーム差は「1」となった。

 西地区全体9位のトレイルブレイザーズは30勝37敗。前夜にペリカンズに23点差で敗れていたが、5日間で4試合目というきつい日程の中で強敵を敵地でなぎ倒した。ダミアン・リラード(26歳)が36得点、C・J・マッカラム(25歳)は26得点をマーク。同8位ナゲッツとは2ゲーム差で、まだプレーオフ進出への可能性を残している。

 後半戦に入って快進撃を見せているヒートは地元マイアミでペリカンズを120―112(前半54―52)で退けて33勝35敗。ここ27戦で22勝目を挙げて東地区全体の8位まで順位を上げてきた。

 11日のラプターズ戦で右目を強打して12日のペイサーズ戦を休養したゴラン・ドラギッチ(30歳)が5本の3点シュートなどで33得点を記録すれば、ハッサン・ホワイトサイド(27歳)も20得点と17リバウンドを稼いで勝利に貢献。チームの3点シュートは35本中16本を成功させた。

 ペリカンズは27勝41敗。アンソニー・デービス(24歳)が27得点、ディマーカス・カズンズ(26歳)は19得点を稼いだが、ヒートの勢いに押される形となった。

 <その他の結果>

ペイサーズ98―77ホーネッツ、マーベリクス112―107ウィザーズ、セルティクス117―104ティンバーウルブス、グリズリーズ98―91ブルズ、ジャズ97―83ピストンズ、キングス107―101サンズ、バックス97―96クリッパーズ

 <東地区全体順位>

(1)キャバリアーズ(44勝22敗)(2)セルティクス(43勝25敗)(3)ウィザーズ(41勝26敗)(4)ラプターズ(39勝28敗)(5)ホークス(37勝30敗)(6)ペイサーズ(35勝33敗)(7)バックス(33勝34敗)(8)ヒート(33勝35敗)(9)ピストンズ(33勝35敗)(10)ブルズ(32勝36敗)(11)ホーネッツ(29勝39敗)(12)ニックス(27勝41敗)(13)76ers(24勝43敗)(14)マジック(24勝44敗)

 <西地区全体順位>

(1)*ウォリアーズ(53勝14敗)(2)*スパーズ(52勝15敗)(3)*ロケッツ(47勝21敗)(4)ジャズ(43勝25敗)(5)クリッパーズ(40勝28敗)(6)サンダー(38勝29敗)(7)グリズリーズ(38勝30敗)(8)ナゲッツ(32勝35敗)(9)トレイルブレイザーズ(30勝37敗)(10)ティンバーウルブス(28勝39敗)(11)キングス(27勝41敗)(12)ペリカンズ(27勝41敗)(13)サンズ(22勝46敗)(14)レイカーズ(20勝48敗)

 *はプレーオフ進出が確定。ポストシーズンに参加できるのは両地区上位8チームまで。

<17日のテレビ放送>

ウォリアーズ―マジック

WOWOWライブ 11時30分〜

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