白鵬、右足負傷で休場 4日目までに2敗

[ 2017年3月16日 11:48 ]

4日目、右足を痛めている影響か、踏ん張りがきかず、勢(手前)に寄り倒しで敗れる白鵬
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 横綱白鵬(32=宮城野部屋)が大相撲春場所5日目の16日、休場した。宮城野親方が明かした。場所前に右足裏を負傷し、前日の取組では右太腿を痛めていた。5日目の対戦相手・御嶽海は不戦勝。

 白鵬はこの日朝、稽古を休んだ。昨年の秋場所以来3場所ぶりの休場を決断。17年ぶりの4横綱時代を迎えて「4人で引っ張っていきたい」と意気込んでいたが、早くもその一角が崩れた。

 今場所は5場所ぶりの優勝を狙っていた白鵬だったが、初日は小結・正代に敗れてまさかの黒星スタート。前日も勢に寄り倒され、4日目までに早くも2敗目を喫していた。

 白鵬は場所前の今月8日に田子ノ浦部屋へ出稽古した際、高安との取組中に右足の裏がすれた。「削れた」と表現するほど患部に不安が残り、前日は「自分の立ち合いができない状態と言えば(そういう)状態」と話していた。

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2017年3月16日のニュース