白鵬 4日目でもう2敗…15年秋場所以来 右足裏に痛みか

[ 2017年3月16日 05:30 ]

大相撲春場所4日目 ( 2017年3月15日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所4日目>勢(手前)に寄り倒しで敗れ、2敗目を喫した白鵬
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 2敗目を喫した白鵬は「荒れる春場所やな」とため息をついた。過去10勝1敗と得意だった勢の出足に後退。土俵際で逆転を狙い、もつれながら倒れた。一度は勢に軍配が上がったが、ビデオを見た審判の連絡で物言いがついた。アナウンスを聞いた白鵬は取り直しと勘違いしたが、結果は軍配通りに。先場所14日目以来、自身16個目の金星配給となった。

 懸賞金を渡した後の物言いについて、藤島審判長は「ビデオから言われた。もっと早く言ってほしかった」と説明。横綱昇進後、4日目までに2敗したのは途中休場した15年秋場所以来で、同親方は「白鵬は仕切っているところから覇気がなかった」と心配そうに話した。

 5場所ぶりの優勝を目指す中で、手痛い黒星。右足裏を痛め、苦境に立ち「自分の立ち合いができない状態と言えば(そういう)状態」と顔をしかめた。

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2017年3月16日のニュース