錦織2年連続8強 第2セット「1ダウンから集中」ストレート勝ち

[ 2017年3月16日 04:27 ]

ストレート勝ちで8強入り。ヤング(左)と握手する錦織(AP)
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 テニスのBNPパリバ・オープン第8日は15日、米カリフォルニア州インディアンウェルズで行われ、男子シングルス4回戦で、世界ランキング5位の錦織圭(27=日清食品)は同60位のドナルド・ヤング(27=アメリカ)と対戦。6―2、6―4でストレート勝ちし、2年連続の8強入りを果たした。

 第1セットの第1ゲームでいきなりブレークに成功。さらに第7ゲームでブレークし、自身のサービスゲームは危なげなくキープし、このセットを6―2でものにした。

 続く第2セットは第2ゲームにブレークを許すなど、ヤングに3ゲーム連取される苦しい立ち上がり。それでも第7ゲームにブレークバック、さらに第9ゲームもブレークと一気に5ゲームを連取して6−4で押し切った。これで対戦成績は錦織の5戦5勝となった。

 トリッキーなプレーをするヤングに対し、第2セットはヒヤリとする場面もあったものの、終わってみれば1時間16分での完勝。「1ダウンから集中してプレーできた。5ゲーム連取できてよかった」と錦織。これで3戦連続のストレート勝ち。「体力的には問題ないのでプレーの質を高めていきたい」。初のマスターズ1000制覇へ、視線は先に向けられている。

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