沙羅 辛口総括「30点」4度目W杯総合Vも“大一番”失敗悔やむ

[ 2017年3月15日 05:30 ]

総合優勝のクリスタルトロフィーを手にする高梨沙羅
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 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(20=クラレ)が来年の平昌五輪に向けて早期始動する。

 ノルウェー・オスロでのW杯最終戦を終えて、14日に羽田空港に帰国。シーズン9勝を挙げて4度目のW杯総合優勝を果たした今季だが「山あり谷ありだった」と振り返り、自己採点を求められると「30点」と厳しく総括した。五輪プレ大会として行われた韓国・平昌でのW杯初戦、世界選手権と照準を合わせていた大会でのV逸が辛口採点の理由。「失敗から学んだことは貴重な経験」と語った。

 例年始動は4月中旬以降だったが、来季に向けて「3月末から体づくりを始めたい。バランス感覚を磨いたり、浮かんできているアイデアを試したい」と前倒しする予定。家族旅行や米オレゴン州のナイキ本社訪問なども行うが、五輪を見据えて早めに準備に取りかかる。

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