“忍者”清田3位 自己ベスト45秒更新「粘って勝てる選手に」

[ 2017年3月13日 05:30 ]

名古屋ウィメンズマラソン ( 2017年3月12日    ナゴヤドーム発着・スタート時の天候=晴、気温10度、湿度54%、北北東の風0・3メートル )

3位でゴールする清田真央
Photo By 共同

 安藤の同僚、清田も2時間23分47秒で3位に入り、世界選手権代表の座を有力とした。18キロで先頭集団から遅れ「悔しい気持ちでいっぱい」だったが「(安藤)友香選手やキルワ選手をしっかり追っていこうという気持ちに切り替えました」と焦りはなし。こちらも両手を下げた“忍者走り”で自分のペースを守り、初マラソンだった昨年の今大会で出した自己ベストを45秒も更新した。

 25キロ地点では愛知・中京大中京高の同級生だった男子長距離のホープ、神野大地から「清田ファイト!」と声を掛けられ「力になりました」と感謝。飛躍を遂げた23歳は「今度は世界の舞台でちゃんと前半から集団についていって最後の最後に粘って勝てる選手になりたい」とさらに上を見据えた。

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2017年3月13日のニュース