JX―ENEOS ホーバス監督に捧ぐV9 無敵!公式戦38戦全勝

[ 2017年3月13日 05:30 ]

<JX―ENEOS・トヨタ自動車>第2クオーター、トヨタ自動車・森(左)とリバウンドで競り合うJX―ENEOS・渡嘉敷
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 Wリーグのプレーオフ決勝(5回戦制)は12日、東京・代々木第2体育館で第3戦が行われ、JX―ENEOS(レギュラーシーズン1位)がトヨタ自動車(同2位)を75―51で下し、3連勝で9季連続20度目の優勝を果たした。同リーグによるとレギュラーシーズン、プレーオフの全勝は史上初。全日本総合選手権を含め今季の公式戦無敗を達成した。プレーオフ最優秀選手に選ばれた吉田が14得点、7アシストと攻撃を引っ張った。

 JX―ENEOSは公式戦38戦全勝。日本代表監督に就任するためチームを去るホーバス監督に9連覇をささげ、主将の吉田は「トム(ホーバス監督)のバスケを表現することができた」と歓喜に浸った。吉田は守備で体を投げ出して勝利への意欲を体現した。第3クオーター序盤でエース渡嘉敷が相手選手との接触で頭を打ち退場したが、代役の石原が後半だけで9得点。総合力で一枚も二枚も上回った。

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2017年3月13日のニュース