スパーズ、オルドリッジが不整脈で無期限戦線離脱

[ 2017年3月12日 14:35 ]

不整脈のため無期限で戦列を離脱するスパーズのオルドリッジ (AP)
Photo By スポニチ

 NBAスパーズの主力フォワードで今季58試合で平均17・3得点、7・4リバウンドをマークしていたラマーカス・オルドリッジ(31)が不整脈で無期限で戦列を離れることになった。

 9日のサンダー戦のあと異状を訴えたもので、同選手は新人時代の2007年には頻脈性の不整脈でもある「ウォルフ・パーキンソン・ホワイト症候群(WPW)」と診断されていた。

 スパーズは大黒柱のカワイ・レナード(25)が脳振とうからの復帰プログラムを受けているため、地元サンアントニオで行われたウォリアーズ戦にはここまでチームを支えてきた主力2人が欠場。チームの層は厚いものの、プレーオフには不安を残す結果となった。

 NBAではセルティクスの主力だったレジー・ルイスが1993年7月27日に急性心不全で死亡(享年27)したケースがあり心臓疾患には敏感。トレイルブレイザーズ時代を含め通算780試合で19・1得点を記録しているオルドリッジの復帰にはかなり慎重になると見られており、今後のチーム編成を見直す可能性も出てきている。

続きを表示

2017年3月12日のニュース