小平がW杯500メートル2季ぶり総合V!無敗で五輪へ弾み

[ 2017年3月11日 19:18 ]

スピードスケートのW杯最終戦の女子500メートルを37秒14で制し、2季ぶり2度目の種目別総合優勝を決めて歓声に応える小平奈緒
Photo By 共同

 スピードスケート女子の小平奈緒(30)=相沢病院=が11日、ノルウェーのスタバンゲルで行われたワールドカップ(W杯)最終戦の500メートルを37秒14の好タイムで制し、2季ぶり2度目となる種目別総合優勝を達成した。

 小平は今季の500メートルでは、W杯で滑った7レースを含む国内外の14レースで全勝となった。2月の世界距離別選手権、世界スプリント選手権に続く栄冠。主要国際大会のタイトルを総なめにし、来年の平昌冬季五輪へ大きな弾みをつけた。

 ▼小平奈緒の話 初めてシーズン終盤まで体調を崩さずに来られたのが全て。コンディショニングの面で試せたことがあったのは来季につながる。もう1本レースがあるので、まだ手放しには喜べない。

 ◆小平 奈緒(こだいら・なお)女子500メートル、1000メートルの日本記録保持者。10年バンクーバー冬季五輪の団体追い抜きで銀メダル獲得に貢献し、1000メートルと1500メートルで5位に入った。14年ソチ五輪は500メートルで5位。今季は世界距離別選手権の500メートルを制し、世界スプリント選手権も総合優勝。長野・伊那西高、信州大出。相沢病院。165センチ、61キロ。30歳。長野県出身。

続きを表示

2017年3月11日のニュース