桐生&山県 日本人初の9秒台は持ち越し 直接対決は山県の勝ち

[ 2017年3月11日 17:28 ]

今季初戦となる陸上競技会の男子100メートルで、ユニホームの左胸に喪章をつけてレースに臨んだ桐生祥秀(左)と山県亮太
Photo By AP=共同

 陸上のリオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー銀メダリストの桐生祥秀(21=東洋大)と山県亮太(24=セイコーホールディングス)が11日、オーストラリア・キャンベラで行われている国際大会に出場した。2人ともに今季初戦で100メートルを2本走り、桐生が1本目に10秒04(追い風1・4メートル)、2本目に10秒19(向かい風0・1メートル)。山県が1本目に10秒06(追い風1・3メートル)、2本目に10秒08(向かい風0・1メートル)を記録した。今季初の直接対決となった2本目は山県が制した。

 日本人初の9秒台は持ち越しとなったが、日本男子陸上短距離の両エースがともに今季初戦からいきなり好タイムをマーク。期待はますます高まってきた。

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2017年3月11日のニュース