元ＮＢＡのハーパーさん　福島でトークイベント　子供たちへ「夢を大きく」

福島県内で行われた復興イベントに参加した元ＮＢＡ選手のロン・ハーパーさん
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　東日本復興イベント「ガンバレ福島！ＷＯＷＯＷ　ＮＢＡファミリー　バスケットボールフェスティバル」が１１日、福島県の郡山ユラックス熱海で行われ、特別ゲストの元ＮＢＡ選手のロン・ハーパーさん（５３）がトークショーに参加した。

　現役時代は高い身体能力で攻守に活躍し、９０年代後半のブルズ時代にはジョーダン、ピッペンらと一緒にＮＢＡ３連覇したハーパーさん。史上最強と言われた当時のチームを振り返り「マイケル・ジョーダンという素晴らしい選手とプレーして、成長することができた。練習ではフリースローでも３点シュートでもみんな競争して練習した。僕はいつも負けていたわけじゃないよ」とチーム内の高いレベルの競争が強さの源だったことを明かした。また、独特のファッションなどでも有名だった元同僚のロッドマンについては「言えないことはたくさんある」と苦笑いしながらも「バスケットが好き。そしてとにかくパーティーが好きだった」となつかしんだ。

　クリニックでは県内の男女高校生約１００人を指導し、シューティングの基本などを教えた。計５つのチャンピオンリングを持つレジェンドは「僕は名門大学出身じゃないけれど、大きな夢を持ったからこそ、ＮＢＡで１７年間も充実したキャリアを送れた。Ｄｒｅａｍ　ｂｉｇ！（夢を大きく）」と子どもたちにメッセージを送った。