竹内逆転2位 1年後金へ復調「結果まずまず」

[ 2017年3月6日 05:30 ]

スノーボードW杯 ( 2017年3月5日    トルコ・カイセリ )

スノーボードW杯パラレル大回転で2位になった竹内智香
Photo By 共同

 パラレル大回転が行われ、女子でソチ冬季五輪銀メダルの竹内智香(広島ガス)が2位となった。W杯の表彰台は今季2度目で通算12度目。予選を5位で通過し、上位16人による決勝トーナメントは決勝でエステル・レデツカ(チェコ)に敗れた。レデツカは今季3勝目、通算9勝目。男子の日本勢は神野慎之助(早大)が決勝トーナメント1回戦で敗退して14位に入ったのが最高だった。

 竹内が2月に3位となって以来、W杯で今季2度目の表彰台に立った。昨年3月に左膝前十字じん帯断裂で手術を受けた。リハビリを経て復帰した今季は序盤戦でレース中に転倒し、脳振とうに見舞われた。「さまざまなアクシデントがある中でも、この結果を残せているのはまずまずだと思う」と語った。調子が確実に上向いてきているが「最終目標は平昌(冬季五輪)での金メダル」と、視線は1年先に向いている。

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2017年3月6日のニュース