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バレー界から惜しむ声続々…木村沙織 早くも復帰待望論

試合後、笑顔で取材対応する東レ・木村沙織
Photo By スポニチ

 バレーボール女子で4度の五輪に出場し、今季のプレミアリーグを最後に現役引退することを表明していた木村沙織(30)は5日のプレーオフ・2次リーグが現役最後の公式戦となった。所属する東レがNECに1―3で敗れ、2次リーグ敗退。今季終戦となることが決まった。

 周囲からは惜しむ声が続いた。前日に対戦したかつての同僚で、現在トヨタ車体の荒木絵里香は「正直このまま辞めるのはもったいないな、と心から思いました」と語った。東レの菅野幸一郎監督は「あと5年はできる選手だと思う。まだまだ日本のトップで引っ張っていける選手」と言った。それもそのはず。NEC戦18得点、トヨタ車体戦22得点はいずれもチーム最多。まだ30歳で、プレーに衰えは感じられない。他チームを見渡しても、木村に勝る日本人サイドアタッカーはいないのが現状だ。

 木村は試合後の会見では気持ちの整理がつかないことを理由に、引退に関する発言をしなかった。後日会見をする予定で、引退を決断するに至った経緯や引退後の身の振り方などは現時点では語っていない。

 アテネ五輪日本代表の主将で木村とも一緒にプレーしたJTの吉原知子監督は「長い間戦い続けてきて、精神的に疲れたんだろうと思う」と高校生の時から日本代表で戦ってきた天才アタッカーの気持ちを慮った。そして「もしかしたら復帰するかもしれない。本当に引退するのかな」とも付け加えた。菅野監督も「自分でコツコツやるタイプで、リーダーシップを発揮するタイプじゃない。年齢的にやらなければいけない立場になって、難しかったのかもしれない。1回プレーを休んで、またやりたくなるかもしれないし、他(のチーム)に行きたくなるかもしれない」と話した。

 少し休養して、心に余裕ができたら、復帰するのではないか。そう思っているバレーボール関係者は多い。身勝手かもしれないが、皆そうなることを願っている。

 女子バレーボール界は、理由はさまざまだが、成田(旧姓大懸)郁久美、竹下佳江、大友愛、荒木絵里香ら一度コートを離れて戻ってきた選手は多い。そして以前にも増して活躍する選手が多々いる。木村は昨年末に同じ年の元バレーボール選手と結婚したことを公表した。当面は家族を最優先する暮らしを送るのだろう。ただ、その気になれば、戻れる場所はある。正式な引退会見もしていないのに、復帰の話をするのは早計に過ぎると言われるかもしれないけれど、やはりそうさせるだけの才能の持ち主だと思う。しばらくはそっとしておきましょう。何はともあれ、まずは長い間おつかれさまでした。 (柳田 博)

[ 2017年3月6日 10:30 ]

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