高梨沙羅「個人戦で悔い残る」 世界選手権から帰国

[ 2017年2月28日 12:36 ]

ノルディックスキー世界選手権で獲得したメダルを披露する高梨沙羅(左)と伊藤有希
Photo By 共同

 ノルディックスキーの世界選手権でジャンプ混合団体の銅メダルなどに輝いた女子の高梨沙羅(クラレ)と伊藤有希(土屋ホーム)が28日、開催地のフィンランドから成田空港に帰国し、個人でも銅メダルの高梨は「団体戦でのメダルはうれしいけど、個人戦はとても悔いの残る試合だった」と振り返った。

 高梨は今季、ワールドカップで4度目の個人総合優勝を決め、歴代最多に並ぶ通算53勝に到達した。それでも、最大の目標としていた大会で頂点を逃し「個々のジャンプ台のイメージをつくっていて、一から全部つなげていかないといけない」と課題を挙げた。

 個人で2大会連続銀メダルの伊藤は「今回は内容に満足している。でも内容が良くて銀ということはまだ技術が足りない。それは1年後(平昌五輪)へのモチベーションになる」と向上心を口にした。

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2017年2月28日のニュース