元若の里 西岩親方に初の内弟子「我が子同然に育てていきたい」

[ 2017年2月28日 20:07 ]

 田子ノ浦部屋の部屋付きの西岩親方(元関脇・若の里)が28日、大阪市生野区の勝山高で会見し、同高相撲部主将を務めた佐竹風汰(3年)が初めての内弟子として入門することを発表した。15年秋場所前に引退した西岩親方は「将来的に独立を考えている。今は弟子集めと準備をしている」と明かした。

 佐竹とは2年前に知人を介して出会い、「親孝行したいから力士になりたい」という佐竹の心意気を受け止めた。高校の卒業式を待っての入門となり「引退から1年半くらいで、ようやくこの日が来た。我が子同然に育てていきたい」と感慨に浸った。

 1メートル67、85キロと小柄な佐竹だが、昨年の「いわて国体」では大阪代表に入っている。「石浦関、宇良関は小さくても頑張っている。そこに肩を並べられるようになりたい」と抱負を語った。

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