宇良 地元で攻めの姿勢貫く 小兵の業師体格がっちり

[ 2017年2月28日 05:30 ]

大相撲春場所新番付発表

<大相撲番付発表>新入幕を果たした宇良は木瀬部屋の看板を手に笑顔
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 ご当地場所で新入幕の宇良は吹田市の木瀬部屋宿舎で記者会見し「地元に帰ってきたのでもっと頑張りたい。攻めの気持ちを忘れずやりたい」と意気込んだ。小兵の業師は力強さを兼ね備えて新入幕場所に挑む。昨年春場所後の新十両会見から約1年。当時、身長1メートル72、体重113キロの肉体は、先月の健康診断では1メートル74で134キロに。文字通り、ひと回り大きくなって故郷に帰ってきた。

 師匠の木瀬親方は、付け出しを除くと史上7位となるスピード出世の要因として、豊富な稽古を挙げた。体重アップで懸念されるスピード低下にも「動きながらだから大丈夫」と一蹴。「三賞は狙ってほしい。できると思いますよ」。部屋頭にもなった愛弟子に高い目標を示さずにはいられなかった。

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