新井千鶴V、新添と鍋倉が3位 柔道グランプリ大会

[ 2017年2月26日 08:02 ]

女子70キロ級決勝でフランス選手に勝利した新井千鶴(左)。グランドスラム・パリ大会に続いて優勝した
Photo By ゲッティ=共同

 柔道のグランプリ大会第2日は25日、ドイツのデュッセルドルフで男女4階級が行われ、女子70キロ級では23歳の新井千鶴(三井住友海上)が決勝でフランス選手に一本勝ちし、12日のグランドスラム・パリ大会に続いて優勝した。

 20歳の新添左季(山梨学院大)は準々決勝でフランス選手に一本負けしたが、敗者復活戦から勝ち上がって3位だった。

 女子63キロ級では19歳の鍋倉那美(三井住友海上)が3位に入った。準々決勝でリオデジャネイロ五輪金メダルのティナ・トルステニャク(スロベニア)を破ったが、準決勝でドイツ選手に敗戦。津金恵(筑波大)との3位決定戦は延長戦で優勢勝ちした。

 男子は73キロ級と81キロ級に計3人が出場したが、81キロ級で佐藤正大(国士舘大)の2回戦敗退が最高と振るわなかった。

 ▼新井千鶴の話 全体的に落ち着いて試合ができた。勝ち上がるという気持ちが前面に出た。今年の目標は世界選手権で金メダルを取ること。また一つ一つ成長して、東京五輪に近づいていきたい。

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2017年2月26日のニュース