女子48キロ級で渡名喜風南が優勝 柔道のグランプリ大会

[ 2017年2月25日 01:28 ]

 柔道のグランプリ大会第1日は24日、ドイツのデュッセルドルフで男女5階級が行われ、女子48キロ級の渡名喜風南(帝京大)が決勝でフランス選手に一本勝ちして優勝した。

 女子52キロ級では、16歳の阿部詩(兵庫・夙川学院高)が決勝に進んだ。阿部は男子66キロ級で19歳のホープ、阿部一二三(日体大)の妹。準決勝までの3試合全てで一本勝ちを決めた。準々決勝で阿部に敗れた志々目愛(了徳寺学園職)は敗者復活戦に勝って3位決定戦に進んだ。

 男子66キロ級の磯田範仁(国士舘大)も決勝に駒を進めた。女子57キロ級で2014年世界女王の宇高菜絵(コマツ)は準決勝で敗れて3位決定戦に回り、石川慈(コマツ)は初戦の2回戦で敗退。

 大会は「有効」と「合わせ技一本」を廃止し、男子の試合時間を5分から女子と同じ4分に短縮するなど、大幅に変更した新ルールで実施されている。

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2017年2月24日のニュース