宇野 日本勢14年ぶりアジア制覇へ連戦「問題ない」

[ 2017年2月24日 05:30 ]

冬季アジア大会 ( 2017年2月23日    札幌 )

公式練習で氷の感触を確かめる宇野昌磨
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 フィギュアスケート男子の宇野昌磨(19=中京大)が金メダルを誓った。23日に会場の真駒内公園屋内競技場で公式練習に参加。3位だった19日までの四大陸選手権(韓国)に続く連戦だが、「もちろん、どの試合も勝ちにいく。自分のベストが出せればどの試合も満足できる。より良い順位を、と思っている」と03年の本田武史以来、日本勢14年ぶりのアジア制覇を見据えた。

 20日に帰国すると自室にこもって体を休め、21日には練習再開。前日(22日)の夜に北海道入りし、この日の公式練習に臨んだ。フリー使用曲を流しての滑走ではループ、フリップ、2度のトーループと3種類の4回転ジャンプを4度成功。「失敗になりそうな成功だったので、あまり良くない」と厳しい自己評価だが、「体はそんなに問題ない」とコンディションを説明した。四大陸を制したチェン(米国)も羽生結弦も不在の今大会。宇野は高難度の構成を落とさず24日のショートプログラム(SP)、26日のフリーに臨む。五輪と同じ国際総合大会は自身初。アジアを制し、世界選手権(3〜4月、フィンランド)、18年平昌五輪へ弾みをつける。

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2017年2月24日のニュース