内村が福島訪問「来てくれる方々が増えたらいい」、復興応援大使に就任

[ 2017年2月23日 19:46 ]

復興応援大使として福島県庁を訪問し、内堀雅雄知事(左)と記念撮影する体操男子の内村航平選手
Photo By 共同

 東日本大震災の「復興応援大使」に就任したリオデジャネイロ五輪体操男子金メダリストの内村航平選手(28)が23日、福島県庁を訪問し、職員らを「福島の良いところをたくさん紹介し、来てくれる方々が増えたらいい。一緒に頑張っていきましょう」と激励した。

 県庁では「行くよ」の文字と内村選手の写真を合わせた復興庁のポスターが披露された。会談した内堀雅雄知事は「内村選手から『行くよ』と言質をもらえ本当にうれしい。これからの活躍がわれわれに力を与えてくれると思う」と述べた。

 内村選手は福島訪問に先立って官邸を訪問。安倍晋三首相が「復興を進めるには、何よりも頑張ろうというエネルギーが大切だ」と今後の活躍に期待を寄せると、「被災地に勇気を与えられるようにしたい」と応じた。

 復興応援大使は、被災地を支援するため復興庁が1月に新設した。内村選手が震災の被災地を訪れたのは1月の就任後初めて。報道陣に「福島や他の被災地にもっともっと人を呼べるような存在になっていきたい」と抱負を述べた。

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2017年2月23日のニュース