小平“専門外”で大会新V!次の500も「自分の滑り楽しみ」

[ 2017年2月21日 05:30 ]

冬季アジア大会 ( 2017年2月20日 )

札幌冬季アジア大会のスピードスケート女子1000メートルで優勝し、メダルを手に笑顔の小平奈緒(右)と2位の高木美帆=20日、北海道帯広市の明治北海道十勝オーバル
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 今季500メートルで絶好調の小平が、1000メートルでも持てる能力を存分に発揮した。大会新、リンク新となる1分15秒19で優勝。「タイプは違うけどお互いに高め合いリスペクトできる」と評する2位の高木美を0秒12差で抑え、「自分の出せる最大限の力を出せた」と好感触をつかんだ。

 専門の500メートルは今季W杯など国内外の大会で10戦全勝。しかし「1000メートルの表彰台に上ることが500メートルでの金メダルへの近道となる」と今月に行われた世界距離別選手権でも3位に食い込むなど、1000メートルでも滑りを緩めるつもりはない。21日の500メートルに向けても「自分がどんな滑りをできるか楽しみ」と意気込んだ。1年後の五輪2種目制覇を見据え、アジアの大会では絶対に負けられない。

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2017年2月21日のニュース