川崎32勝目 反省生かし守備の戦略変更 雪辱果たして手応え

[ 2017年2月20日 05:30 ]

 Bリーグ第20節最終日の19日、中地区首位の川崎は大阪に87―76で勝ち、32勝6敗とした。川崎はニック・ファジーカス(31)と篠山竜青(28)を中心に攻撃を組み立てて第3クオーターで65―50とリードし、大阪の反撃を抑えて逃げ切った。東地区1位の栃木は三遠を93―88で破り、同2位のA東京は富山に100―81で勝った。栃木とA東京はともに29勝7敗。千葉は名古屋Dに86―80で競り勝ち、25勝13敗とした。

 川崎は、同じ轍(てつ)は踏まなかった。18日の試合で3点シュートを13本決められた反省を生かし、守備の戦略を変えて雪辱を果たした。北監督は「イージーなシュートは打たせなかった」と手応えを口にした。守備の安定が攻撃を活性化させ、ファジーカスは38得点の活躍。篠山は前夜に故障中の辻から「みんな楽しそうじゃないですよ」とのメッセージをもらったといい「主力が抜けている中で80点以上を取るのが目標」と意欲を示した。

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2017年2月20日のニュース