旗判定廃止、延長戦導入など 全日本選手権17年新ルールを発表

[ 2017年2月18日 05:30 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)は17日、体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権について、従来の旗判定を廃止しゴールデンスコア方式の延長戦を導入するなど、今年の適用ルールを発表した。この日開催された大会実行委員会で最終決定したもので、反則や延長戦については現在の国際柔道連盟(IJF)のものを使用するが、(1)試合時間は5分(2)有効ポイントを存続させ技あり2回で合わせ技一本(3)副審2人も試合場で判定、など大会独自の申し合わせ事項も複数適用する。

 全柔連の金野潤強化委員長は「世界大会の選手選考の場であるならば、世界に出たときとの違いが少ない方がいい。一方で全日本選手権の伝統を守る声もあった」とし、来年以降について「ルールはもちろん、開催時期なども考えていきたい」とした。

続きを表示

2017年2月18日のニュース