羽生 余裕の軽め調整 競技前日では異例も…ジャンプ好仕上がり

[ 2017年2月17日 05:30 ]

フィギュアスケート四大陸選手権第1日 ( 2017年2月16日    韓国・江陵 )

気合の入った表情で練習する羽生結弦
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 17日に男子ショートプログラム(SP)を控える羽生結弦(22=ANA)はサブリンクで最終調整した。公式練習ではいつも繰り返しジャンプを跳んで調整するが、この日は普段の約半分の16本だけ。フリーの曲をかけて滑った際も、4回転ジャンプやトリプルアクセルなど負担の大きいジャンプは跳ばなかった。

 競技前日としては異例の軽めの調整だ。15日の練習ではSPの曲をかけてほぼ完璧に決めるなどジャンプは既に仕上がっていた。この日はジャンプを跳ばない分、スケーティングやスピン、ステップなどを重点的にチェック。余裕たっぷりの調整となった。

 12月の全日本選手権はインフルエンザのために欠場。今回は4連覇したGPファイナル以来約2カ月ぶりの復帰戦となるが、コンディションは問題なさそうだ。

 なお、26人が演技するSPの滑走順が決まり、有力選手は羽生が22番、宇野が23番、パトリック・チャン(カナダ)が24番、金博洋(中国)が26番で最終組に入った。フリーで5つの4回転ジャンプを持つネーサン・チェン(米国)は19番で1つ前の組となった。

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2017年2月17日のニュース