松山２戦連続Ｖで世界ランク１位だ！日本男子初の快挙なるか

米男子ゴルフのジェネシス・オープンを前に、記者会見する松山英樹
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　米男子ゴルフのジェネシス・オープンは１６日からカリフォルニア州パシフィックパリセーズのリビエラＣＣで開催される。大会２連覇を果たしたフェニックス・オープン以来２週ぶりの参戦となる松山英樹（２４＝ＬＥＸＵＳ）は１４日、公式会見に臨んだ。今大会に勝てば世界ランキング１位になる可能性もあり、初の２戦連続優勝に意欲を見せた。大会には石川遼（２５＝ＣＡＳＩＯ）も出場する。

　今大会には世界ランキング上位１０人のうち８人が参戦する。松山が強豪ぞろいの試合で優勝できれば、１位のジェーソン・デー（オーストラリア）ら上位選手の成績次第では５位から１位に浮上する可能性がある。

　会見でそのことを聞かれた松山は「知っているけど、ジェーソンのこと（成績）は左右できないので僕自身がいいプレーをした結果がそうなればうれしい。もし達成できれば目標が１つクリアできる。それが今週じゃなくてもこの先いつかできれば凄くうれしい」と話した。日本女子では宮里藍が１位（１０年）になったことがあるが、日本男子の過去最高位は中嶋常幸の４位（８７年）。１位なら初の快挙となる。

　予選ラウンドはデーとジャスティン・トーマス（米国）と同組。トーマスは賞金とポイントのランキングで松山に次ぐ２位。各ランキングの１位を巡る両者との直接対決は注目を集めそうだ。

　迎え撃つデーに「ここ数カ月のヒデキは凄いプレーをしている。他の誰よりも素晴らしい」と称賛された松山は「そう言ってもらえるのはうれしい。それに準ずる成績も出したいし、もっともっといいプレーができれば面白い」とうなずいた。

　フェニックス・オープンで連覇を達成した後、前週はロサンゼルスでオフを取った。「連覇したうれしさと、次に向けての課題を考えながら過ごした１週間だった」と言う。この大会は４度目の出場で１４年２３位、１５年４位、１６年１１位と相性はいい。ツアー屈指の難コース、リビエラＣＣで自身初の２戦連続優勝、ツアー５勝目を目指す。