柔道女子代表の増地監督 今後は握力強化重要

[ 2017年2月16日 05:30 ]

帰国し取材に応じる柔道日本女子の増地克之監督
Photo By 共同

 柔道女子日本代表の増地克之監督が、グランドスラム(GS)パリを終えて成田空港に帰国した。7階級で金2銀3銅2だった大会を「新ルールでどう戦うか課題が見つかった」と総括した。

 女子は試合時間に変更はないが「技重視のルール。組まないと技は出せない。フィジカルで強い外国人の柔道着をいかに握るか」と指摘。握力や指の力を強くするため「新聞紙を丸めるのはいい手だと聞いている」と話し、アテネ五輪ハンマー投げ金メダルの室伏広治氏が取り組んでいた練習を導入する考えだ。さらにボルダリングについて「いいですね」と20年東京五輪の新競技に興味津々。握力アップで金をつかむ。

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2017年2月16日のニュース