スパーズ 新記録 20シーズン連続の“勝率5割超え”が確定

[ 2017年2月14日 16:15 ]

32得点を挙げたスパーズのレナード(AP)
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 NBAは13日に各地で11試合を行い、スパーズは敵地インディアナポリスでペイサーズを110―106(前半49―49)で下して42勝13敗。レギュラーシーズン82試合制のNBAで、20シーズン連続の“勝率5割超え”を確定させた。これは1985年から2004年にかけてジャズが記録した19シーズンを超える単独のリーグ新記録。この日はカワイ・レナード(25歳)が32得点を挙げて競り勝った。

 レナードはこれで84試合連続で2ケタ得点をマーク。2003年のティム・ダンカン(91試合連続)以来となる数字を残している。

 敗れたペイサーズは29勝26敗。ポール・ジョージ(26歳)が27得点を稼いだものの4連敗を喫した。

 ウォリアーズは敵地デンバーでナゲッツに110―132(前半54―79)で完敗。連勝は3で止まって46勝9敗となり、リーグ最高勝率(73勝9敗)を記録した昨季の敗戦数に27試合を残した段階で並んだ。

 この日はクレイ・トンプソン(26歳)が右足を痛めて欠場。ケビン・デュラント(28歳)は25得点をマークしたが、ステファン・カリー(28歳)は3点シュートを11本中10本外して11得点に終わった。

 ナゲッツは第1Qで42―30と圧倒して25勝30敗。チームの3点シュート成功本数は24(試投40)に達し、昨年12月にロケッツが樹立したNBA記録に並んだ。

 セルビア出身のセンターのニコラ・ヨキッチ(21歳)は17得点、21リバウンド(自己最多)、12アシストで自身2度目のトリプルダブルを達成。ドラフト全体15番目に指名されたスペイン出身の新人フォワード、フアンチョ・エルナンゴメス(21歳)が自己最多の27得点をたたき出すなど、欧州コンビの活躍で強敵をなぎ倒した。

 ウィザーズは地元ワシントンDCでサンダーを120―98(前半67―54)で退けて33勝21敗。マーキーフ・モリス(27歳)が23得点、ブラドリー・ビール(23歳)は6本の3点シュートなどで22得点、ジョン・ウォール(26歳)は15得点と14アシストをマークしてチームの3連勝に貢献した。ウィザーズはロードでは今季9勝14敗だが、ホームでは24勝7敗。ここ20戦では19勝目を挙げた。

 連敗となったサンダーは31勝25敗。第3Qでは連続24本のフィールドゴール(FG)を外すなど精彩を欠いた。史上2人目の年間トリプルダブルを目指すラッセル・ウエストブルック(28歳)は放った19本のFGのうち5本しか決めることができず、今季2番目に少ない17得点止まり。アシストは4つのみで今季の平均アシストは10・1に低下した。

 <その他の結果>

76ers(21勝34敗)105―99ホーネッツ(24勝31敗)、グリズリーズ(34勝23敗)112―103ネッツ(9勝46敗)、バックス(24勝30敗)102―89ピストンズ(26勝30敗)、セルティクス(36勝19敗)111―98マーベリクス(22勝33敗)、マジック(21勝36敗)116―107ヒート(24勝32敗)、クリッパーズ(34勝21敗)88―72ジャズ(34勝22敗)、ペリカンズ(22勝34敗)110―108サンズ(17勝39敗)、ホークス(32勝23敗)109―104(延長)トレイルブレイザーズ(23勝32敗)

<15日のテレビ中継>

ブルズ ―ラプターズ

WOWOWライブ 10時〜

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