ドーピング「違法行為」 国内初の対策法案概要

[ 2017年2月9日 05:30 ]

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、超党派のスポーツ議員連盟が検討を進めている日本初のドーピング対策法案の概要が関係者への取材で分かった。

 違反者に対する刑事罰は設けないが、同法によりドーピングを初めて違法行為と位置付け、反ドーピング規定に抵触する不正を摘発する場合に限り、トップ選手らの個人情報を公的機関から例外的に収集できるようにする方向で調整している。法整備により選手の情報を集約し、検査の計画立案に役立てる狙いがある。

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2017年2月9日のニュース