山中監督「全勝で」出場権 スピード、スタミナ、チームワークが武器

[ 2017年2月9日 05:30 ]

アイスホッケー女子平昌五輪最終予選 ( 2017年2月9日    北海道苫小牧市・白鳥王子アリーナ )

 出場4カ国の監督と主将が苫小牧市内で会見し、日本の山中監督は「日本の長所であるスピード、運動量を攻守に生かしたアイスホッケーを展開して、全勝で出場権を勝ち取りたい」と闘志を高めた。

 9日で平昌五輪開幕まで1年となるが、今は最終予選に集中。大沢主将は「今はそこ(予選)だけを見て戦っていきたい」とし、日本の武器に「スピード、スタミナ、チームワーク」を挙げた。

 ▽平昌五輪のアイスホッケー 女子は8カ国が出場。既に世界ランク上位の米国、カナダ、フィンランド、ロシア、スウェーデンと開催国の韓国の出場が決定。9〜12日に最終予選が行われ、苫小牧とスイスで4カ国ずつが参加。それぞれの1位の国が出場権を獲得する。男子は12カ国の出場チームが決まっており、日本は出場を逃した。

 ▼最終予選の試合形式 4カ国の1回戦総当たりで行う。試合時間は1ピリオド20分の3ピリオド。同点の場合は5分の延長戦があり、決着がつかなければ3人ずつのゲームウイニングショットで決する。3ピリオドでの勝利チームに勝ち点3、延長勝ちは同2、延長負けは同1、3ピリオドの負けは同0となる。

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2017年2月9日のニュース