稀勢の里「緊張感もあって動きの切れもいい」高安相手に14番

[ 2017年2月9日 05:30 ]

高安と稽古する稀勢の里
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 新横綱・稀勢の里(30=田子ノ浦部屋)が8日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で小結・高安と前日よりも3番多い14番の稽古を行い、10勝4敗。ほぼ圧倒したが、羽目板に打ち付けられると「ぐぁ〜」と悔しさをにじませ「(高安は)だいぶ力をつけている。ちょっと油断するとやられてしまう」と息を吐いた。

 しばらく出稽古の予定はないが「(昇進して)緊張感もあって動きの切れもいい。高安が元気なうちは」と成長著しい弟弟子と今後も高め合う意向。春場所へ本格的な稽古を再開したものの、18日には地元・茨城県牛久市での凱旋パレードも控えており慌ただしい日々は続きそう。9日も茨城県庁などを表敬訪問するが「ぶっ飛ばしたら1時間半かからない」と朝稽古後に出発する予定だ。

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2017年2月9日のニュース